島根旅行1日目~出雲大社と出雲蕎麦~

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久しぶりの遠出旅行、初めての島根へ行ってきました。私は割と行きたいところを下調べしていく派ですが、その時点で2泊3日では到底回り切れないほどの興味をそそられる場所を多く見つけました。しかし初島根ということもあり、気持ちを抑えて抑えて…😊今回は王道な観光名所に行きました✨

さて、島根県はいつか訪れてみたいと思いを温めていた場所でした。そのきっかけになったのが千早茜さんの時代小説「しろがねの葉」なんです。時代は戦国末期から江戸初期、舞台は島根県・石見銀山。いわゆる「シルバー・ラッシュ」に湧く銀山で生きる人々の姿を描いています。

本も同行しました♪気持ちを高めます♪

夏の富士山。美しいです。

昨年富士宮ルートから登り登頂しました。疲れ切ってお鉢巡りはパスしましたが😢

空港近くのタイムズでレンタカーを借りて出雲大社へ出発。

まずは腹ごしらえに、出雲蕎麦 田中屋さんへ。「神門通り」と「神迎の道」その道に位置し、出雲大社の正門前にある歴史ある出雲蕎麦の名店です。麻の暖簾が夏らしく趣があります。

到着時点で5組ほど待っている方がいました。この日は猛暑で外で並ぶのが少し躊躇われましたが、杞憂でした。店先の傘立てには「ご自由にお使いください」と日傘が用意され、冷たい麦茶まで。凍らせたおしぼりをくださって、首に当てるとなんと気持ちの良かったことか…✨これは名案ですね。お心遣いのおかげで思いの外快適に過ごせた待ち時間でした。

「特製 五色割子そば」を選びました。(トッピング①海老と旬の野菜天、②とろろ、③出雲産あかもく、④温泉卵、⑤奥出雲とうふ)

「日本三大蕎麦」のひとつ、出雲蕎麦ですが見た目も食べ方も独特です。

一般的には蕎麦猪口に麺をつけて食べますが、出雲蕎麦では割子の蕎麦に直接つゆをかけて食べます。一段食べ終わったら、その残ったつゆを二段目にかけ、また薬味を足して食べます。

挽きぐるみという製法で蕎麦粉を殻のついたままの玄蕎麦から石臼で挽くため、色が濃く香りが豊かなのが特徴だそうです。確かに色が黒っぽいので力強く野性味のある感じを想像していたのですが、実際に食べてみたら歯ざわり良く上品なお味でするする胃袋に消えていき5皿ペロリでした😊もみじおろしも、蕎麦の薬味としては珍しいですよね。辛味がアクセントになってとても美味しかったです。

神門通りの奥に宇迦橋の大鳥居が見えます。

出雲はぜんざい発祥の地とも言われていて、甘味処が軒を連ねています。参拝後の休憩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょう。

出雲大社 正門前にて。

あまり見たことがない、高低差がありくぼんでいるように見える参道。

①神様を敬うための「下り参道」…参道を低くして神様の位置を高く見せる設計。参拝者が神域にはいるとき神様のもとへ「下っていく」という考え方から。

②神域と俗界を分ける境界の意味…高低差があることで物理的にも心理的にも「俗世から聖域へ入る」感覚が強まります。

③地形・排水の工夫…出雲大社周辺は雨が多く、参道を低くすると両脇から水が集まり流れやすくなる。

「ムスビの御神像」

『古事記』に記されているエピソードの一場面を切り取った銅像です。

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が自らの力を自覚し、「ムスビの大神」(結びと縁を司る神)としての尊称を得た重要な転機とされています。

端正なお顔立ちにしばしの間惚れ惚れ…💕

こちらは出雲大社本殿と周囲の摂社です。大社造という日本最古級の神社建築様式のひとつで、屋根の上の両端に交差する木材・千木が特徴的です。出雲大社の場合は水平に切られており、これは「男神」を祀ることを表すそうです。

カメラを持ったおじさま達が何やら集まり盛り上がっていたので近くに行き真似して撮ってみた1枚😎

フムフム…奥に国に国旗がはためいて確かに良い感じです。

境内には至る所に愛らしいうさぎが居ます。縁結びや幸福の象徴として親しまれれています。

『因幡の白兎』に登場するうさぎさんですね。

本を読んだりお祈りしたり、各々好きなことをしています。

その表情もさまざま。

大国主大神を敬ううさぎさん達。

健気な後ろ姿にきゅん🥰

いよいよ拝殿です。

大きなしめ縄が圧巻です✨

大国主大神は、日本神話でも重要な神様であり「縁結び」や「国づくり」の神様として尊ばれています。

そのためしめ縄も特別に大きく立派に作られて、神様への敬意や神聖さを強調しています。

お参りをして、神様に日ごろの感謝をお伝えできました。

続いて向かったのは稲佐の浜。

日本神話「国譲り」の舞台となった場所とされ、パワースポットとしても有名だそうです。

稲佐の浜の砂は神聖で縁起の良い砂とされています。少量とり出雲大社に持参し素鵞社(そがのやしろ)に納めることで、交換で出雲大社の「御砂」をいただくことができます。古くから、お清めや厄除け、土地の守護などの目的で持ち帰る習慣があったそうです。

しっかりと手順を踏むことで神様を参る準備が心身ともに整えられて、より一層神聖な参拝体験となりそうですね。(次の機会にはぜひやってみたいと思います✨)

今回泊まる予定のお宿がある、日御碕へと向かいます。強い日差しできらめく海、切り取られた岩壁に鬱蒼と茂る濃い緑の自然美が素晴らしいです。

何というか美しさと少しの怖さの二面性が感じられ、ただただ爽やかで綺麗な海の景色☆って感じじゃないんです。映画「溺れるナイフ」に出てくる和歌山の海岸の雰囲気に似ていると思いました。

今回泊まるお宿は「界 出雲」です。15時を過ぎたころにチェックインしました。

出雲大社があるエリアから車で15分程度走ったところにあります。

今回の旅のテーマは、お宿を満喫&ゆったりくつろぐことでもあるのでお宿の魅力もたっぷりご紹介していきたいと思います♪

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